いや寧ろ帰ってきた。
そのときの模様などをゆるゆる書いていこうとぞ思う。
【2月22日(金)】
極寒の大阪を脱出し一路沖縄へ。
空港で前もってヒートテックとタイツを脱いでおいたにもかかわらず、到着した途端どっと汗ばむ。
それもこれも背中に貼り付けておいたカイロを取り忘れていたからだ。
すぐにでも外そうとしたのだがなんだかんだでタイミングを逃してしまい、レンタカー屋へ向かうマイクロバス内ではリアルかちかち山となり一人密かにあぢあぢあぢと悶える羽目になった。
手続きの間にこっそり、でも素早くカイロを外しほっと一息ついたのち車に乗っていざ出発。
何はともあれ先ずは一路昼飯へと向かう。
今回の沖縄初メシはエーダンことA&Wでしたためた。
(略称は「エンダー」ではなく「エーダン」なんですね。ご教示ありがとうございました>>某すけさん)
メニューはクリームソース入りのメルティリッチにチリチーズのかかったポテトフライ。
このジャンキー具合、堪らない。
合いの手の
その味わいは喩えて言うなれば、口に湿布をいっぱいに含み激甘コーラを飲んでいる感じ、といったところであろうか。
3年ほど前に一度飲んで松田優作@探偵物語ばりに盛大に噴きそうになって以来口にすることはなかったのだが、ひょっとしたら今なら飲めるようになっているのではないかという根拠のない自信が湧いてきたので、もう一度チャレンジしてみることにした。
結果、なんと!
またしても撃沈しました
いや、頑張って2/3は頂いたんですけどね。
今回の再チャレンジで、件の湿布臭よりも何より、そもそもそのどぎつい甘さが私にとってはネックであったということに気づかされた。
やっと半分飲み干したところでお店の方に「おかわりいかがっすかー」と笑顔で聞かれたが謹んでお断り申し上げた。
やっぱりあかんもんはあかんかったです。うん。
その後は温泉へ。
そう、温泉、なのである。沖縄で。
空港のすぐ傍に位置し、飛行機の離発着が見える島として有名な瀬長島に先月2月、温泉施設付のリゾートホテルがオープンした。
その名も「瀬長島ホテル」(そのまんまです)
湯の名は「琉球温泉 龍神の湯」という。
ここの特徴はなんといっても「立ち湯」があることだ。
立って首だけを出して景色を眺める仕組みなので、覗かれる心配もなく好きなだけ目の前に広がる海の眺めを堪能することができる。
そこからの風景はこんな感じである。
(写真は公式HPからお借りしました。流石に温泉にカメラ持って入ったら捕まりますので)
どうです、いいでしょう。
といいたいところなのだが生憎私が訪れた日は天気が悪く、立ち湯から臨めたのは一面の鈍色の海であった。
それはまたそれでよき眺めではあったんですけどね。
(とかいう諦めがついていなかった証拠に後日またやってくるのですが、その話はまた後ほど)
施設は勿論できたて故、ぴかぴかのつるつるで大変気持ちがよかった。
大人一名1300円はうちなー(沖縄)的感覚では少々割高かと思うが、まあこの充実した施設、そして内容であれば致し方ないかなと思う次第である。
要望があるとすれば、風呂上がりのお休み処をもう少し充実させて欲しいとは思う。
尤も、よしんばそこによく冷えたオリオンビールがあったところで運転者の悲しさで飲むことはできないんですけどね。
まこと、レンタカー移動での昼間の飲み物問題にはいつも頭を悩まされる。
一度、一人下戸を連れて複数人で沖縄旅行してみたいものだ、という夢想が頭を擡げるのはこんな時である。
(極悪)
温泉をでると、途端にバケツをひっくり返したような驟雨に見舞われた。
雨では何処に行っても仕方がないし、この日は温泉以外とりたてて計画もなかったので取り敢えず那覇に向かう。
定宿にチェックインし、大きな傘を借り毎度恒例国際通り近辺ワンダリングを開始するも特に買う物とてなく、結局お菓子御殿で職場や友達用の大量のお土産を購入、発送したのみであった。
(うちの職場にはお土産を配らねばならない同僚さんが30人もいるのである。
毎回一人一人に配ることができて、且つリーズナブルなお菓子30人分調達するのは大変なんですよ全く)
そして夕飯は有名店、山羊料理「さかえ」へ。
この日も大入り満員で、名物ママさん・なおみさんと余りお話できなかったのは残念だったが好物の山羊料理はしっかり堪能してきた。
(あーこりゃWB間違えたなあ。酷い色合いですがご容赦を)
これは山羊の「たまちゃん」の刺身である。
ん?
たまちゃんとは何ぞや、とな?
言わせんな恥ずかしい
(顔を隠しつつ)
山羊汁。
獣臭たっぷりで旨いったらない。
添えられている香草はふーちばー(蓬)で、しっかりした香りを添えてくれるが故にこれまた食欲が進む。
帰りには待たせたお詫びだといってレジ袋にアーサの袋詰めにさんぴん茶とトマトジュースを持たせてくれたなおみさん、大好きです。愛してます。
いつも行くたびに色んなサービスを頂き、結果なんだか親戚の家に来たみたいな気分になり、それが故についつい普通の飲食店とは違った気の使い方をしてしまう不思議なお店「さかえ」。
何やらネガティブな書き方になってしまったがどうしてどうして、実に素敵なお店だ。
また行きますよええ必ず。
二日目につづくよ
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