2013年5月14日火曜日

憩酒屋 ひょうたんや/ビストロゴルデ(三回目)

グランフロントがオープンしたのが先月27日。
そして標記、ひょうたんやを訪ねるのが3回目。
我ながらちょっと頭おかしいんでないかと思うが、何分all or nothingな性格なんで、気に入ったとなるとそれこそストーカーの如くしつこく通ってしまう。

この日は母上様と一緒であった。
このランチと同日ですな)
常日頃から新梅田商店街のひょうたんやにも一度母を連れて行きたいと思っていたのだが、ご存じの方ならご存じの「あの」雰囲気と立ち飲みという形態上諦めていたので、このグランフロント店のオープンはまことに僥倖であった。

余談だが、私は勿論、「あの」雰囲気も立ち飲みも悉くばっちこーいのおやじギャル(死語も甚だしいとか誰がギャルやとか本当にいろいろごめんなさい)である。
ただ一つだけ、そう一つだけ、トイレだけがどうしても我慢できないんである。
今時ペーパーもないし、あとあの汚さ
(以下お食事中の方を慮り自粛)
#言うてますけど。
建屋全体を改装するのは大ごとだろうが、せめてあのトイレだけでも改装なさったら女性客が飛躍的に増加すると思うのだが…

閑話休題。
この日は運良く、テーブル席を確保することが出来た。
ここのフロアの形態はちょっと変わっていて、テーブル席は全てフリースペースとなっている。
客はまずこの席に陣取り、任意の各店舗からテイクアウトという形で飲み物食べ物を買うことができる。
(勿論店舗内のカウンタースペースに陣取った場合はその店のみで飲み食いすることになる)


という訳で、テーブルからのアングルでまずぱちり。

テイクアウトの注文をしにいくと、馴染みのおねえさんとばったり顔を突き合わせた。
「今日、マスターは厨房なんですよ」
見るとおお、確かに調理に奮闘なさっている。
ここでかような勇姿?を拝見するのは初めてだ。
テイクアウトの客はキャッシュオンが原則のようだが、特別に後払いにして頂いた。
「信用してますから」
ええ勿論、食い逃げなど致しませんよ。
以後通えませんし。



まずは何はなくとも前菜盛り。
今回は小を注文してみた。
うーん、これは回を重ねる毎にお得感が減退しているような気がする。
でもひとつひとつはやっぱり美味しい。
母は鴨の燻製の旨さに目を瞠っていた。



母はここでビールからサングリアに移行す。
「サングリアてお洒落やん?好きやねん」
はい、確かに。
でも私は甘いから食事中にはあんまり好みませんが…
「甘いからええんやん。兎に角頼んできて」
はい。

(数分経過)

「…甘いなあ」
いや、さっき言いましたやん。
「これはこれで美味しいけどどうもおつまみには合わへんなあ…
そうや、ビール分けて」
嗚呼、私も最強の母なる人種になりたい。
(ビールを奪われつつ)


何はなくともメニュー、第二陣は和牛の味噌漬け。
気づけば母に一枚多く食べられていた。
嗚呼、私も(以下略


ホワイトアスパラのチーズ焼き。
今の時期のビストロ鉄板メニューだが、ここでは無論格安で食せる。
バジルソースのアクセントも乙であった。



最後は選べる珍味三種盛り。
ふぐ皮ポン酢、生貝柱、蛸の湯引きをセレクトす。
うん、やっぱりここはサカナ偏も間違いない。
蛸のマイスター(自称)の母上にも満足頂けたようである。

以上さくっと食べて吞んで5000円強といったところか。
私は「さくっと」吞んでいないので(ビール3杯)、それを考えるとやっぱりこの立地でこの価格帯はありだなあと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿