タイトルの「girl」はあくまでBoy meets girlのフレーズ的なアレですので、どうぞ石を投げないでくださいお願いします(平伏
(ここから本題)
カエルに会える!京都水族館
…とまあ、京都水族館では今、このような素晴らしいイヴェントが行われている。
(会期とか詳しいことは此方を見てくだしゃんせ←面倒)
カエルフリークたるもの、これは万難を排して駆けつけなければなるまい。
という訳で早速初日に訪れた。
(何をや言わんや)
京都水族館の名物はといえば、オオサンショウウオにイルカのショー(これはどこでもか)、大水槽(これもどこでもか)、オットセイにペンギン(これも…あれ?)だが、私は二回目の訪問であるからしてそこらへんはさらっと見るに留め、目的地へと足を進めた。
とか言いつつ大水槽の餌遣りタイムとかぼんやり眺めてたんですけどね。
ダイバーのおにいさんに纏わりついてしつこく餌をおねだりするカメが可愛く、連れて帰りたくなって困ったことであった。
重そうだが。
ついでにクラゲも堪能しましたけどね。
さて、私の目指す目的地は「山紫水明カフェ」である。
ここでカエル好きなら悶絶間違いなしのメニューがあるらしい。
まずはこれ。
見ての通りのカエルパンである。
余りに立体的すぎて容器のフタができない程の逸品である。
抹茶を練り込んだ生地の中には甘さ控えめの粒あんが詰まっている。
限定1日10個だったか20個だったかなので、欲しい人は朝一を狙うがよかろう。
(以下、グロ画像注意)
割るとこうなった。
#そらそうや
この水族館では「すいぞくパン」と称して、他にもカメやイルカなどを象ったパンを売っている。
くらげパン、らしい。
どっちかというと「バケラッタ!」とかいいそうだな、と思った。
そしてカエルのメニュー、第二弾はこれである。
此方も見ての通り、カエルの卵である。
これを食すと精がつくと言われ、世界各地で広く採取され食用として珍重されている。
アンティグア・バーブーダー等では成人の儀式の際、カエルの卵を一気飲みする習慣があるらしい。
というのは勿論冗談である。
(アンティグア以下略国も真っ赤な嘘です同国民の方すみません)
これは実はバジルの種なのだ。
バジルの種には水を含むと周りにデンプン質の膜ができるという面白い性質があり、その姿がカエルの卵によく似ていることから今回のイヴェントの食のメニューとして採用されたのだそうな。
とは雖も、これをそのまま食す訳ではない。
左が空豆のスープ、右がパンプキンスープである。
これにカエルの卵じゃなかったバジルシードを入れて食べるという趣向である。
その名も「カエルの卵風スープ」
(もう少し捻りはなかったのかね)
そもそもなんでスープやねん、と思いつつバジルシードを投入してみた。
おお!
これは!
殆ど沈んでしまうやんけ!!
正直ちょい、いやかなり企画倒れ?と怪しみつつ頂く。
バジルシードは見た目通りのぷちぷちとした食感で、嚼むとほんのりバジルの味がして(当たり前ですが)なかなか面白い食材であるなと思った。
(でもちょっとパンプキンスープは焦げ臭かったような。お店のお姉さん、ちゃんと底から混ぜてる?)
因みにこのメニューの開発秘話は烏丸経済新聞のサイトに掲載されている。
上記事によると、当初この「カエルの卵」メニューはバジルシード入りアイスやパフェといったスイーツにしようとしていたところ、カエルは水たまりに卵を産むことから水たまりに見立てるという意味でスープにすることにしたのだという。
…
うーん。
水たまりよりなにより、アイスやパフェといったソリッドな食材に乗せた方がカエルの卵そっくりのバジルシードがきっちりと見えてよかったんではないかと思う。
あとスープにするにも、コンソメ仕立て的澄んだものをセレクトしてちゃんとシードが見えるようにすればよかったんではないかと思う。
とか思ったが、まあ野暮は言わない。
(言うてますが)
更に同記事によると、このスープは3種あるのだが、それらはそれぞれ
・マダガスカルに生息する「サビトマトガエル」に合わせた濃い赤色のミネストローネ
・南米の黄色に黒の斑点が特徴の「キオビヤドクガエル」の黄色に似せたパンプキン
・オーストラリアの「イエアメガエル」のうす黄緑を目指したそら豆のスープ
と孰れも或る特定のカエルをイメージして作られており、それぞれのカエルの色に近付けるよう牛乳の分量を増やすなどの工夫もなされているという。
…
うーん。
(二回目)
その追求心は大変に素晴らしいし、私もそういう
売り場には一言も書いてありませんでしたぜそんなこと。
てか、私も弊ブログ書こうとして色々調べて今初めて知ったんですけどね。
せめて、ででんとそれぞれのカエルの写真付きパネルでも掲示してもっとPRしたら良かろうに。
牛乳で色の調整までしているのに!
(ポイントはそこじゃない)
とか思ったが、まあ野暮は言わない。
(さんざ言うてますが)
さてさんざ飲んで食うたあとは、いよいよお待ちかねのこれである。
よーし、漲ってきた。
ここで世界のカエルさんと逢えるのですねはぁはぁ
#ここから暫しカエル写真が続きます。苦手な方はここで回れ右推奨。
##あと、筆者が若干、いやかなりおかしなテンションです。
(文字通りの意味で)ご笑覧頂けましたら幸いです。
まずは世界のペタペタガエル!
ペタペタガエルですよ!
のっけからこんなに刺激的でいいんですか!!
おー期待に違わぬ素晴らしきぺたぺた具合。
まるで巨大な空豆のようではありませんか。
惜しむらくは一度たりとも此方を振り向いて頂けなかったことだ。
嗚呼つれないお方。
だって本当はこんなにキュートなお姿ですのに(悶絶
きゃー何ですかこれは。
何ですかこのお目々は。
こんな澄んだ瞳しちゃって、吸い込まれたらどうしてくれる。
実にけしからん(鼻息荒く
↑実物。
…えーっと、眠かったんだよね。うん。
でもこのアンニュイな表情もげに可愛らしい。
要はなんだっていいってことだドンッ!
(机
さあ、おもしろガエルきましたよおもしろガエル。
ぴぱ!
ぴぱですよ皆さん!
かえるの、ぴぱ!
もうこのネーミングだけでご飯三杯いけそうですよ!
↑実物。
おおーたしかにしっかりと張りついている。
でも私の単焦点カメラではしっかりと捕らえられない。
なんとかしてお近くに行くことは叶わぬか。
そこで、子供達に紛れて水槽と水槽の細いスペースに滑り込んでカメラを構えた。
うぉーっ!
何してんねんお前!
己が張り付いているのが透明の板とも知らず、こんなあられもない姿を晒すとは!
えーいけしからぬ、激写してやる!
(ばしゃばしゃ)
子供達には若干引かれていたような気もするが、まあ気のせいだろう。
今度は大口ガエルですよ。
躰も人気も安定感溢れるツノガエル。
ぼってり感がよい。
おしゃれガエル!
ポスターには大好きなヤドクガエル類が居並ぶ。
ひょっとして私の最も愛するコバルトヤドクガエルちゃんもいちゃったりなんかする??
否応なしにテンションが上がる。
(これ以上上がるのかと)
…あ、君だけでしたか。
いえいいんです、君も立派なヤドクガエルですから。
遠すぎて単焦点じゃ撮れねえー!
これじゃ毒蜘蛛ですといっても通用してしまいそうではないか。
世界のカエルは以上である。
(本当はもう少しいたが割愛)
あとは京都の里山にいるカエルが展示されていたが、ゲージが比較的大きかったので単焦点カメラでは太刀打ちできず殆ど写真をとることができなかった。
なのでこの子だけご紹介。
ご存じ、ニホンアマガエルである。
コバルトヤドクガエルの次に好きなスタンダードな種。
犬で言えば柴犬のような安心感、可愛らしさが魅力である。
以上、カエル祭り(祭りだったけな)のご紹介でした。
途中興奮しすぎてアホの子のような言葉を口走っていたことをお詫び申し上げます。
#いつもやで、とか言わない。
まー正直期待していたよりは小規模だったのだが、それでもカエラーなあなたであれば十分に楽しめること請け合いである。
会期は7月12日(金)までとのことなので、全国1億2千万のカエラーよ、京都へ急げ!
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