2013年3月16日土曜日

The cases of theriomorphosis at SHERLOCK

Theriomorphosis.
なんて読むのか、どういう単語なのか私も知らなかったが、つまり人の「獣化」ということらしい。
この字面だけ見るとなにやらおどろおどろしい話が始まりそうだが、心配ご無用、以下の内容はいつも通りの下らないSHERLOCK四方山話である。

話はちょいと前に遡るが、
「シャーロック=カワウソ、ジョン=ハリネズミ」
というネタやら絵やらを見ることが屡々あった。
なんじゃらほいと思っていたら、どうやら海外の誰かがこういうコラ(でもないんだけど)を投下して巷で大人気になったものであるらしい。


所謂「完全に一致」ネタである。
しかしまあほんまによう似てるわ。

これにインスパイアされた形でいろいろな作品(?)が世に出ている。
中でも白眉はなんといってもこれだ。

かわうそのシャーロックのおはなし
はりねずみのジョンのおはなし

(どちらもtogetterです)

いやーよくできている。
絵の可愛らしさもさることながら(タイトルも絵柄もビアトリクス・ポターのオマージュ的なところがまたよい)、ストーリーも各々お互いの立場から書かれたもので絵本風でありながらもなかなかに味わい深く、にやけつつもふむふむと読み耽ってしまった。
そうだよな。
あのとき、ジョンに「君の推理は素晴らしい!」と生まれて初めて手放しで褒められて本当に嬉しかったんだよな、シャーロック。
等という基本的事項も再認識できて楽しい掌編である。

(あ、もう一つ姉妹編?として「わるいしろねこのアイリーン・アドラーのおはなし」もあります。此方もまた秀逸)

さて獣化はこれだけには留まらない。
例えばオコジョ化などもある
こんなオコジョなら私も是非襟元に忍ばせたい。
推理するたびにこそこそがさがさ煩そうではあるが。

同じ作者さんで、こんなの(一部カラー)もある。
(最後の方、一部ブロマンス的な絵もあるので苦手な人注意ね)
二足歩行で階段を懸命に昇るオコジョシャーロックにひたすら萌える。
そしてその尻尾にも。

しかしながら、一番文句なしにウケたのはこれである。
【閲覧注意】犬化シャーロック【チョビロック】
これは、SHERLOCKと「動物のお医者さん」の両方を知っている人におかれましては本当に・真面目に・絶対に「閲覧注意」である。
私は沖縄での一人メシ中うっかり覗いてしまい、笑いを堪えようとしてついうっかり「ぐぼっ」とかいう変な声を出して皆様の注目を浴びてしまったので、ここのところ十分注意を喚起しておくものである。
これはもう兎に角ご覧下さいとしか言いようがない。
(でも、あのすこぶる性格のよいチョビがスーパー俺様キャラのシャーロックになっている、というのは少し可哀想ではあるのだが…)
作者さんによると「まだまだ続く」らしいので、続編を首を長くしてわくわくしながら待ちたい。

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