2013年6月18日火曜日

Summer has come(Too early)

いやあ、夏、来ちゃいましたね。
(主に西日本方面)
6月で35度overとか頭おかしいと思うが、相手は気候故そもそも頭もないので仕方があるまい。

ときに私は夏になると、部屋着兼寝間着としてかようなものを愛用している。


はい、甚平です。
サイズはBOYSの150cm。
(本当はこれでも少し、いやかなり大きいのだが、風通しのことを考えるとこれ位が丁度良い)

着始めてかれこれ3年になるが、今年は少し奮発してお高めのものを新調した。
仕立ても良く、綿のさらっとした肌触りが大変に心地よい。
しかし、購入の際にふとネットショップのレヴューを見ると、
「息子の幼稚園の夏祭り用に購入しました」
なんてことが書かれていたりしたので暫しそっと目を伏せたりもした。

幼稚園の夏祭り会とまではいかないが、ちんちくりんの私がこれを着ると我ながら小学校の学芸会の「村人A」的雰囲気が漂い、発泡スチロールで作った巨大なおむすびとかサランラップの芯で作った帯刀とかいった小道具のひとつも持たねばならぬような気になる。
アラフォー女がこないなものを愛用するのはぎりぎりアウト、いや余裕でアウトだろうが着心地の良さには敵わない。

話は少し逸れるが、一時期「干物女」なんて言葉が話題になったことがあった。
その名は勿論知っていたが、ただのだらしない女の子のことを指すのかと思っていたところどうやら違うらしく、以下のような「条件」があるらしい。
(今更な話ですみませんが)

・メールの返信が極端に短い&遅い
・簡単な食事なら台所で立って食べる
・最近ドキドキしたのは階段を駆け上がったときぐらい
・「めんどくさい」「てきとー」「ま、いっか」が口癖
・忘れ物は靴を履いたまま、爪先立ちで部屋に上がって取りに行く
・休日はノーメイク&ノーブラ
・うっかり半年ほど美容院に行っていない
・脱毛は夏しかしない
・一人で居酒屋、寿司屋に入れる

3つ以上で要注意、5つ以上で干物女なのだという。

私はといえば、
おっと大変、この部屋にはCCDカメラがついているのではないか。
と思わず後ろを振り返るほど皆が皆完璧に当て嵌まっていた。
というより寧ろ、いやこんなの普通だろ、こんな当たり前の事象に何故わざわざ名称をつけるのだ?と訝しいことこの上ないのだが如何だろうか。
てか皆さん、バナナくらい立ち食いするでしょ?
休日に化粧なんてしないでしょ?
ブラなんか論外でしょ?
冬に脱毛なんてしてるの?
…え?
……え??
(だんだん自信がなくなってきた)

しかし。
上干物女の部屋着はジャージと相場が決まっているらしいが、そこんとこは違う。
部屋着として女性がまず選ばない、もといそもそもその発想すらない甚平というものをわざわざチョイス(唐突にカタカナ語)するのは私のこだわり、そしてスタイルなのだ。
そんじょそこらのジャージとは訳が違うのだよ明智君。
謂わば「攻めの干物女」とでも呼んで頂きたい。

とまあ自分でも何を言っているのか分からなくなってきたが、とまれ甚平は快適である。
難は突然の訪問者に少し、場合によればかなり引かれることである。
という訳で今年も又、休日に我が家にやってきた宅配便のお兄さんをぎょっとさせる季節がやってきた。
ここで謝っておこう(意味なし

この駄文もまた、勿論甚平着用で書き込んでいる。
書き終えればモズクと麦酒で一杯遣る予定である。
当に正しき日本のおとうさんである。万歳。

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