(簡単なあらすじ)
エンタープライズ(登録番号:NSS-1701-「D」)号処女航海である。
目的地はデネブ4号星のファーポイント基地。
だが到達前に謎の鉄鎖様の物体に阻まれ、更には船内に突如現れた変幻自在の人物(?)「Q」に艦長以下数名のクルーを裁判にかける旨宣告されてしまう。
罪状は、殺し合いや争いを連綿と続けてきた人類の醜悪な側面の歴史そのものだという。
我々は既にかように野蛮ではない、その証拠にこれからのふるまいを見てくれと訴えるピカード船長。
結果24時間の猶予を受けたクルーだったが、基地に関して新たな謎や試練に直面することになる…
(ランダムな感想)
・初TNG鑑賞である。
まず、ブリッジにクリンゴン人がいることに驚愕した。
え、TNG世界じゃクリンゴンは惑星連邦に加盟してるのか?と思ったがどうやらそうではないようだ。
(彼は人間の養子として育ったらしい←調べた)
でも、なにかあったらすぐに
「戦闘しましょ!戦闘!」
というのはなんというか血は争えぬなあと思った次第。
・ピカード艦長が威圧的で厳めしい。(カーク船長比)
あと、台詞がやたら大仰しい。
これも最初のキャラクター付けのためなのだろうか。
それともカークと違い、他のクルーに比べかなりの年輩設定だからなのだろうか。
・「年老いた総督」としてディフォレスト・ケリー(TOSのマコーイ医師)がカメオ出演していたのを見たときには思わず「うおー」と声が出た。
転送が嫌いでね、俺の分子を宇宙にまき散らす気か?(意訳)とかいうマコーイお馴染みの台詞にうるっとなり、更には
"This is a new ship but she's got the right name."
の台詞で殆ど涙目になった。
このシーンを目にした時の当時のTOSからのファンの心境たるや、察するに余りある。
・ちょ、エンタープライズの円盤部分と推進部分が分離したぞ!
・でもってエンタープライズの中に森があるぞ!
しかも川まで流れてるぞ!どうなってるんだ??
・なんかよく分からんけどギャラクシー級すげえやギャラクシー級
・このエピソードは新生エンタープライズの世界やクルーの紹介的色合いが濃く、正直ストーリー的には余り出来はよくないと思う。
(オチの宇宙クラゲには申し訳ないながら微苦笑した)
でもま、「未知のものにも理性をもって接しよう」「わからんちんにもまずは言葉による説得を試みよう」的スタトレ思想はきっちり押さえられていることには感心した。
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