2013年9月14日土曜日

The Roads of my dear OKINAWA on summer, 2013(July,14 TAKETOMI Is.(vol.2) )

さてさて。

竹富島は台風の後とはいえ、三連休中日なのでなかなかに人が多かった。
これは早めに昼ごはんにするか、と向かったのは「竹の子」である。
竹の子料理が出る訳ではなく、八重山そばやソーキそばが売りの至って(うちなー的に)普通の食堂である。



11時過ぎに着いたにもかかわらず、店の前には長蛇の列ができていた。
入店できたのは30分くらい経ってからであろうか。
なにはさておきソーキそばとジューシーを注文。





とびあがるほどの美味ではないが安定の旨さである。

食べ終わった後「なごみの塔」へ。
毎度お馴染み、全くなごめない急勾配の階段つきの塔である。



このときはこんなにお天気が良かったのに、順番を待っているとどんどん雲行きが怪しくなってきた。
ああこりゃ一雨あるなと空を睨んでいると、案の定私の番になるとぽつぽつ落ちてきた。


故にちゃっちゃと降りて暫し駐輪場で雨宿りした。

あっという間に雨は上がったが、それでもまだ空は(一過性とはいえ)どんよりしていたのでもう一度食欲に走り「パーラーぱいぬ島」に向かう。
ここのマンゴーかき氷、果肉がいっぱい乗ってそりゃ美味しかったのだ。



注文して半屋外の開放的な空間の畳スペースでぼんやりと待っていると、マンゴーかき氷一丁あがりぃ!の声がしたので(多少脚色あり)いそいそと取りに行った。


店内はこんな感じでした

さて、かき氷である。




あれ?
果肉がないよ?

念のため氷の山の下もくまなく探索してみたが、果肉は影も形も見当たらない。



(参照:4年前私がここで食べたかき氷。器は一緒なのに)

確かにお値段は記憶よりも随分安かったが、少々お高くてもいいのでマンゴー果肉たっぷりのかき氷が食べたかった。食べたかったんだったら。
ちょっぴり仏頂面になりつつ、それでも残さずがりがりと頂いた。

氷でちょっぴり涼んだあとは再び自転車を走らせる。
お天気はすっかり快復したので、先ほどの暗雲立ち込める図と比較したら面白かろうともう一度なごみの塔に登り写真を撮った。


やっぱり赤い屋根には青い空。

その後は未踏の地、アイヤル浜へ。
島の中心地からは(比較的、だが)距離があるので気合を入れてペダルを漕ぐ。


郵便局を見つけたのでぱちり一枚。
屋根はちゃんと赤瓦で葺かれ、マイヤシ(玄関前の目隠しのこと。本島ではヒンプンともいう)が備え付けてあった。


アイヤル浜に向かう人は殆どおらず、始終一本道を独り占めであった。



途中、竹富島、いや八重山地方随一の超高級リゾート「星のや」のエントランスを仰ぎ見るも、本当にエントランスだけしか見ることができなかった。
いや、そもそもエントランスのうちにも入らんなこれ。
いつの日か、大金持ちになったらここに1週間程滞在してやるんだぎりぎり。
と密やかに切歯扼腕する。

ここを通り過ぎ暫くするとアイヤル浜が見えてくる。


「先に海が見える」道はどうしてかように魅惑的なのであろう。



ここは普段から潮の流れが速く遊泳禁止の浜だが、台風一過後のコンディションは更に強烈で白波高く風強く、再び砂かけ婆の猛攻撃を受ける羽目になった。



一見そうとも思えぬ眺めなのですが


砂を避け、振り返ると目に染み渡る碧い空。
(けど、ご覧のとおりやはり枯れていたり葉を落としきったりしている木が目立った。
普段はもっと青々としているだろうに)

つづきますよ

0 件のコメント:

コメントを投稿