2013年9月21日土曜日

The Man Trap(惑星M113の吸血獣)/TOS(S1)

(簡単なあらすじ)

考古学者夫妻だけが居住する惑星M113。エンタープライズ号はその夫妻の健康診断のため同星を訪れるのだが、上陸隊員のみならず船内のクルーまでも次々顔に謎の赤い斑点を残し死んでいく。
一体敵は何者なのか。

(ランダム感想)

・船医、ボーンズことマコーイ(マコーイことボーンズ、か?)の過去の恋人が登場。
スタトレで女好きといえばカーク船長だけど、マコーイ先生もなかなかのやり手かも。

・妻を殺害されたにも拘わらずこいつは種の最後の一頭だから、と吸血獣を擁護するも、結局殺されてしまう考古学先生が実に哀れである。
そこまでして獣を庇ったのは長年同じ星で暮らした愛着からか、はたまた絶滅種を保護ししなければという科学者の責任感からか。

・逆に昔の恋人、ナンシーに化けた獣を苦悩しつつ殺すマコーイは生き長らえる。
今そこにある危機に無用な情けは禁物、ということか。

・ラスト、カーク船長は最後の一匹になった吸血獣を過去の北アメリカで絶滅したバッファローに喩え物思いに耽る。
しかしスポックはそんな人間の感傷は理解できないようである。
この二人のコントラストがスタトレの魅力の一ですな。

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