えー、沖縄話の途中ではございますが(二回目)、先だってのお盆真っ盛りの14日、福井県への弾丸日帰りツアーを敢行して参りましたのでその模様などをお話ししたいと存じます。
8月14日(水)
07:38 京都駅
サンダーバードの始発にて一路福井へ。
見事に電車の写真を撮り損ねたでござるの巻
30分近く前から、自由席の乗車位置には長蛇の列が連なっていた。
指定席もほぼ満席であったが、福井で下車する人は少なかったようだ。
席に陣取り、まずは旅の愉しみ駅弁を広げる。
出汁巻きお結び弁当、680円(高い!)
でっかい出汁巻きと塩お結びふたつ、梅干しと枝豆3つ(なんでやねん)がついている。
出汁巻きは悪くなかったが、このお結びが兎に角塩味が薄くて食べるのに難儀した。
追加で買っておいた明太子お結びは美味しかったが。
(食べ過ぎとか言わない。私にとって明太子のお結びは別腹なのだ)
満腹になると途端に眠気が襲ってきた。
琵琶湖が見たいから進行方向右側の窓側、とわざわざ事前に調べて購入していたのに結局一度も琵琶湖を見ることもなく、気づけば福井に到着していた。
09:00 福井駅
着くや否や、小走りでえちぜん鉄道乗り場へと向かう。
窓口で恐竜博物館入場料がセットになった乗車券を購入。
そして急いでホームに走り込んだ。
何故かように急いだかというと、
・えちぜん鉄道の車両は一両しかない
・目的地、終点の勝山駅までの所要時間は1時間弱である
という事前情報を得ていたからである。
そんな長い間立ちっぱなしではかなわない。
ちゃっちゃと急いで一番乗りしなければ。
…と気負いこんでいたのだが、その後殆ど人が来る様子がない。
尊敬する勝山ご出身の先輩に以前伺ったところ、
「あんな列車、人そないに乗れへんで」
と仰有っておられたのだが、お盆真っ盛りのこの時期においてでもその言葉には間違いは無かったようである。
なんとなく拍子抜けしつつ、写真撮影に勤しむことにした。
此方は三国港行きの電車。
なんかいてはりますで
(恐竜博士、らしい。成る程、だから白衣着てるのか)
そうこうしていると、お目当ての勝山行き電車が到着したのでいそいそと乗り込む。
車内。
前述の通り、一両編成のこじんまりとした空間である。
結局、終点まで二人掛けの座席を独り占めすることができた。
このえちぜん鉄道には「アテンダント」という女性の乗務員が乗車している。
彼女たちはつばのある帽子にベストにタイトスカートといったクラシカルな格好をしていた。
そして、出発前にお客さんひとりひとりに挨拶をして回ってくださるのである。
正直、レゾンデートルはよう分からんかったが(ごめんなさいごめんなさい)車内にかわいいおねえさんが一人いるというのは確かにほんの少し場が華やぐものである。
発車して暫く電車は市街地を走っていたが、そのうち車窓に如何にも長閑な田舎の風景が広がり始めた。
九頭竜川。
この時期は鮎釣りの客で賑わうようだ。
見渡すばかりの稲穂。
流石は米処、コシヒカリの発祥の地である。
(皆さん知ってましたか?コシヒカリのお里は新潟ではないんですよー)
10:19 勝山駅
終着駅勝山は、恐竜以外気持ちよいほど何も無い駅であった。
いやまあ、恐竜がいる時点で凄いんだけど。いろいろ。
ここから目的地、恐竜博物館行きのバスに乗り込む。
車窓からも白亜の恐竜が見えた。
恐るべし勝山。
10分ほどで恐竜博物館に到着した。
エントランスは夏休み中の家族連れでごった返していた。
阿鼻叫喚のなかをかきわけかきわけ館内へ。
おお、かっこいい。
恐竜博物館がアメリカはワイオミング州から買い付けたという「カマラサウルス」の化石発見当時の状況再現図。
のっけからでっかいものを見せられ圧倒される。
その、本物の化石を使って組み上げられたカマラサウルス骨格標本。
他にも標本はゴマンとあるが色合いといい雰囲気といい、やはり本物はひと味違う
(分かったようなことをいう)
複製骨格標本のみなさん。
いや、これはこれで十分に迫力あるんですけどね。
大きなビジョンでは、食ったり食われたりの文字通り弱肉強食的在りし日の恐竜の想像図を見ることができる。
てかどうです、この人の多さ。
骨格標本の間(間?)俯瞰図。
私だ!
私がいる!
(ヒント:私のtwitterアカウント。
スペル、いっこuが余計なのは正しいスペルのアカウントが既に人に取られていたからです)
ティラノザウルス(だっけな)が王者のようだ。
その後、中国とタイとの共同発掘をテーマにした特別展も観たが、正直余り面白くなかった(すみませんすみません)
言い方を変えると、それだけ常設展が面白かったということだ。
子供達が夢中になるのもむべなるかな。
気づけばあっという間に2時間程が経過していた。
お土産物屋さんも覗いたが、大盛況でお会計レジが長蛇の列だったので買い物は諦めた。
つづくよん
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