たっぷり竹富島を愉しんだのち再び船上の人となり、石垣に戻った。
石垣港着後は荷物を引き取り、昨日に引き続き路線バスで新石垣空港へ。
那覇への便までには時間がたっぷりあったので、新空港をくまなく見て回ることができた。
言うも野暮だが旧空港とは比べものにならぬほど豪華である。
とはいえ、私は前の空港の鄙びた雰囲気も大変好きだったのだが。
ペンション「フレンドハウス」のオーナー刀自に教えて頂いたサンゴの水槽。
サンゴだけではなく熱帯魚も綺麗だ。
マンガみたいな魚も上手く撮れる。
お土産物屋さんも随分充実している。
何よりもおしゃれな雰囲気、且つ品揃えの店が多い。
かわいい西表手ぬぐい(西表行ってないけど)等数点を購入する。
フードコートもこじゃれている。
これまた旧空港とは雲泥の差だ。
奥には石垣初のスタバの店舗も見える。
ビールと島唐辛子入り餃子でひと息入れる。
私にとってのカフェタイムだ。
揚げ餃子の揚げ具合はかなりいけてなかったが(中がほんのり冷たかった。写真を見てもお分かり頂けるかと)味の方はなかなか本格的に辛かった。
まあフードコートじゃこんなもんでしょ。
食べた後は展望デッキへ。
意味なく離陸風景を撮ってみた。
今改めて写真を眺めてこの飛行機どこのだろ?見たこと無いぞ?と思い調べてみた。
TransAsia Airways(復興航空)という台湾の航空会社のものであるらしい。
意外にも多くの日本空港に就航しているようだ。
北海道が3空港もあるのは台湾の北海道人気に拠るものだろう。
RAC(琉球エアコミューター)の機材。
沖縄県内で11の路線を運航しているが、残念ながら私は未搭乗である。
てか、今回台風で行き損ねた与那国への便で利用予定だったのだ。
必ずいつかお前に乗ってやる、覚えてろよ(何を)と密やかに切歯扼腕する。
ここからは海もよく見える。
展望デッキを堪能した後、それでもまだ時間があったので「琉球マッサージ」なるものを試してみる。
事前に着替えるマッサージ着が赤と黄色の紅型模様の作務衣チックな服だったので、めでてーなと思いつつそれだけでテンションが上がった。
マッサージ自体は至ってノーマルなものだったが、旅の疲れもあってか気付くとぐうぐう眠りこけていた。
(ちょっと変わったところでは、すべすべの石で指圧するとかいう施術があったような気がする。寝ていてよく覚えていないが)
そうこうしているとやっと時間になったのでスカイマークの搭乗口へ。
スカイマークはLCCではないので、あの
同社の石垣ー那覇路線はこのつい数日前に就航したばかりであった。
(去年の関空ー那覇のピーチ路線といい、近頃「はつもの」に搭乗する機会が多い)
お値段は季節変動があるも、総じてJTAやANAよりもかなり安い。
私はJTAのシンパであるが、この値段帯なら申し訳ないことながらふらふらと浮気してしまいそうだ。
現にした訳だが。
星のマークの機体に乗り込み、1時間弱で那覇に到着。
「大安丸」。
奥武島の魚を食べさせてくれる店である。
因みに奥武島という島は沖縄に4島ある。
此方の「奥武島」は久米島近くの島であるようだ。
先ずは刺し盛り。
みーしびー、げんなー、うきむるー、しゃけである。
解説は此方をご覧下さい。
げんなー以外は結構普通ですな。
これが食べたかったのよ、の生スクガラス。
スクガラスの塩漬けは沖縄居酒屋で目にしている人も多いだろう。
一口大にカットされた島豆腐の上に一匹ずつちょこんと鎮座ましましている、アレである。
今の季節(7月)、スク漁は最盛期を迎え、この時期にだけは塩漬けでは生のスクガラスが味わえる。
食べるのは初めてなのでわくわくして頂いたが、うーん、小骨が多く歯触りが悪く、味もとりたててよいものではなかったのでリピはないかなと思った次第。
やっぱりスクガラスは塩漬けのほうが好みだな。
ご覧の通り余りに量が多かったので、隣席のおじさまおばさま(奇しくも同郷のお方であった)にお裾分けした。
少しお話ししたところ、皆様此方にマンションをお持ちで悠々自適であられる旨を伺い、密かに嫉妬を禁じ得なかった。
いいなあ。
みーばい(だったかな?)のまーす煮。
まーす煮はご存じ塩味でさっぱり仕上げた煮物である。
美味しかったが流石におなかがいっぱいになった。
これにて那覇ナイトは終了。
明日は再び離島に渡る。
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