「コリオレイナス」のストーリー自体には殆ど言及していませんが、ネタバレはひとかけらも目にしたくないわ!と仰有るネタバレ原理主義者(?)の方はお読みにならない方が無難かと思います。
(個人的にはシェイクスピアものでネタバレもへったくれもあるのかしらと思っていますし、また、ことこの劇に関しては鑑賞前に原作を読む方が絶対よりよく理解できると思うのですが、まあそれは人それぞれですので)
また、筆者は古代ローマ素人愛好家ではありますが専門家ではありませんので、記述に間違い等ありましたらどしどしお知らせ下さいませ。
(専門家の方に一応目を通して頂いているので、余りに酷い間違いはないと信じていますが…)
あと、話を簡潔にするために(そう、この長さでも簡潔にしたつもりなのです)歴史上重要であっても、話の流れ的に冗長と思われた事項については敢えて記述を控えたものもあります。
あくまで拙稿は『コリオレイナス』を理解するための一助であり、詳細な歴史記述ではありませんので(まあ当たり前ですが)ご理解下さいますようお願い致します。
尚、主人公のコリオレイナスの名前表記は、英語では
「ケイアス・マーシャス・コリオレイナス」
ですが、ラテン語では
「ガイウス・マルキウス・コリオラヌス」
となります。
本稿ではシェイクスピアに倣い「コリオレイナス」と記載しましたが、引用箇所等では一部ラテン語表記になっています。
他にも、ギリシア語表記が一部混ざっている箇所もありますが、「私達日本人にとってメジャーと思われる呼び名」を念頭に記述した、つもりです。
それでは些か長いですが(汗)どうぞご笑覧ください。
→1.伝説から王政時代へー古代ローマの黎明期 へ
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