※以下はオリジナル英語版によるネタ探しです。
5月31日に放映された吹替版とは一部異なるところもあるかと思いますがご承知おきください。
5月31日に放映された吹替版とは一部異なるところもあるかと思いますがご承知おきください。
→『四つの署名』より。第34ボンベイ歩兵隊の少佐。
モースタン大尉と共に、人殺しをして財宝を奪い投獄されたジョナサン・スモールと脱獄と引き換えに宝を山分けする由取引をするが、二人を裏切り財宝を独り占めして逃亡した。
今回は善人として描かれている。
・「CAM」なる人物?から祝電がきている
→『恐喝王ミルヴァートン』のチャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンの頭文字。続編のS3E3ではシャーロック最大の敵となる。因みにS3ではミルヴァートンではなくマグヌッセン。
・ジョンがシャーロックにベストマン(付添人)を頼みに行ったシーン。
どう思う?と聞かれて言下に「ビリー・キンケイド」と答えるシャーロック
(勿論、お前にとって文字通り「1番の男」とは誰か?と尋ねられたと勘違いしている)
→ビリー・キンケイドは正典ネタ、という人もいるが確認できず。
アメコミ「スポーン」のなかに同名の幼児連続殺人犯が登場するらしい。彼は主人公スポーンに殺害される。
ただ、これだとシャーロックの「強盗だし首を絞めたりもするが、病院に寄付したり孤児院をつくったりもした」という描写と一致しない。
・毒使いの巨人の事件
→『四つの署名』より。犯人ジョナサン・スモールが連れていたアンダマン諸島生まれの小人(巨人ではない)、トンガは毒矢を射ることを得意としていた。
・フランス人の陸上選手が1812のマッチ箱に埋もれて完全に気が狂っていた事件。そのマッチ箱は1つを除いて全て空だった。
→『ソア橋』より。記述のみの事件。
新聞記者で決闘家のイサドラ・ルサーノはマッチ箱を前にして完全に発狂した状態で発見された。
その箱の中には誰も知らない虫が一匹入っていた。
(1812のネタは不明。1812年―フランス、でナポレオンのロシア戦役か?と思ったがいかにも唐突。
因みにジョンのブログでは「1000以上」とぼやかした記述)
・恋愛沙汰を相談しに来た女性が221Bの前で入ろうとしたり引き返したりする事件(?)
→『花婿失踪事件』より。相談者メアリー・サザーランドの振る舞い。
(但し、行ったり来たり、ではなく窓を見上げて体を前後に揺らしていると描写される)
・血みどろの守衛/カゲロウ男の事件
→本命を狙う前にリハーサルを行う、というのは『銀星号事件』からか。
→主人の情報を得るために雇われている女性とデートをするのは『犯人は二人(恐喝王ミルヴァートン)』でのホームズの手口。
あまつさえ彼はミルヴァートン家のメイドと婚約までしている!
このクダリを読むたび西山事件を思い出すのは私だけだろうか
(閑話休題)
→犯人「ジョナサン・スモール」は『四つの署名』の真犯人。
アンダマン諸島で人殺しをして財宝を奪い投獄され、脱獄の取引をもちかけたショルトー少佐に宝を横取りされる。
宝を取り戻すべくショルトーの長男を殺害するが、ホームズの推理により逮捕に至る。
→カメラのデータを確認したシャーロックが
「映っているものが重要なんじゃない。映っていないものが重要なんだ」
というのは、『銀星号事件』で厩舎の犬が吠え「なかった」ことが手がかりになるクダリを彷彿とさせる。
→カメラマンが結婚式ではinvisibleな存在だという解説は、『緋色の研究』でホームズが
「もしロンドンで誰かをつけ回すのであれば、辻馬車の御者になるのがいちばんよい」
と推理するのと「少しだけ」平仄が合う。
(しかし寧ろこれは原典というより、S1E1「ピンク色の研究」でシャーロックが
「Who do we trust, even if we don’t know them? Who passes unnoticed wherever they go? Who hunts in the middle of a crowd?」
と自問自答してそれがタクシー運転手であると悟る(正確には悟らされる、だが)というシーンと軌を一にしているように思われる)
→犯人「ジョナサン・スモール」は『四つの署名』の真犯人。
アンダマン諸島で人殺しをして財宝を奪い投獄され、脱獄の取引をもちかけたショルトー少佐に宝を横取りされる。
宝を取り戻すべくショルトーの長男を殺害するが、ホームズの推理により逮捕に至る。
→カメラのデータを確認したシャーロックが
「映っているものが重要なんじゃない。映っていないものが重要なんだ」
というのは、『銀星号事件』で厩舎の犬が吠え「なかった」ことが手がかりになるクダリを彷彿とさせる。
→カメラマンが結婚式ではinvisibleな存在だという解説は、『緋色の研究』でホームズが
「もしロンドンで誰かをつけ回すのであれば、辻馬車の御者になるのがいちばんよい」
と推理するのと「少しだけ」平仄が合う。
(しかし寧ろこれは原典というより、S1E1「ピンク色の研究」でシャーロックが
「Who do we trust, even if we don’t know them? Who passes unnoticed wherever they go? Who hunts in the middle of a crowd?」
と自問自答してそれがタクシー運転手であると悟る(正確には悟らされる、だが)というシーンと軌を一にしているように思われる)
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